祭りとは

祭りとは本来、神霊などを祀る儀式のことです。
祭礼、祭祀ともいいます。

東京には数多くのお祭りがあり、
全国的に知られているお祭りとしては、
三社祭りがありますね。

都民だったら三大祭りとして、
他に神田祭、山王祭りもご存じでしょう。

そして、酉の市やほおずき市など。

毎月、どこかでお祭りがあります。

私は下町生まれの下町育ち。
代々祭り好きの一家に育ちました。

私も子供のころは神輿を担ぎ、
大人になっても担ぎたかったのですが、
背が小さいため、今は遠慮しています。

これ、担いだことがある人にしかわからないかもしれませんが、
小さいのが担ぎ手にまぎれていると、
邪魔で担ぎにくいんですよ。

現在、幼稚園児の娘がいますが、
これもまた、祭り好き。

と言ってもお目当ては縁日の屋台ですが。

それでも、お神輿を見るのは大好きだし、
山車も毎年引いています。

現在は、映画祭やサンバカーニバルなどもお祭りの一種になりますが、
このブログでは、元々の意味の祭り、
英語ならカーニバルではなくフェスティバルの方の
お祭りを紹介していきます。


タグ:祭り

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羽子板市(はごいたいち)

浅草寺の羽子板市(はごいたいち)は、毎年12月17〜19日に開かれる、
師走の風物詩です。
羽子板市

浅草寺のご縁日は毎月18日。
12月のご縁日は、その年(歳)の最後の縁日ということで、
一年の無事を感謝し、来年も良い年になるようにとお参りすることから、
納めの観音(おさめのかんのん)とも言われます。

また、元々は歳の市(としのいち)という、正月用のさまざまな道具を売る市でした。

羽子板は、古くは「邪気を跳ね返す板」として女の子の成長からを願うもので、
正月に女の子に羽子板を贈る習慣があったので、
正月用品として歳の市で売られていました。
明治以降、他の商品が通常のお店で買われることが多くなっていく中で、
羽子板が主要商品になっていったようです。
そして昭和25年頃には、現在の羽子板市と呼ばれるようになりました。


羽子板市で売られている美しい羽子板は押絵羽子板。
羽子板に押絵が飾られるようになったのは、
文化・文政年間(1804〜1829)頃からといわれ、
押絵細工を応用して作られています。
江戸末期、歌舞伎役者の舞台姿の似顔絵を貼り付ける様になり、
江戸の女性にとても人気があったそうです。

今で言うアイドルのブロマイド的なものでしょうか?
いえ、1年に1度しか手に入らず、しかも縁起物ですから、
ブロマイドとは比べ物にならない貴重なものだったでしょうね。


また近年では、
その年、話題になった人物をモデルにした変わり羽子板も
羽子板市の楽しみの一つになっているようです。
変り羽子板
さて、今年はどんな変わり羽子板が登場するでしょうか?



浅草寺
〒111-0032
東京都台東区浅草2-3-1


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鳥越の夜祭り(とりごえのよまつり)

鳥越の夜祭り(とりごえのよまつり)は、鳥越神社(とりごえじんじゃ)の例大祭で、
毎年6月9日に齋行され、現在は、9日に近い日曜日を神輿の渡御と決めています。

私は地元の天王祭が一番好きですが、次に好きなのがこの鳥越祭りです。

天王祭の御本社神輿も千貫神輿ですが、
鳥越の御本社神輿も、台輪幅4尺3寸の千貫神輿。
しかも、夜の宮入りの際には、大きな神輿に弓貼提灯を張り巡らせるため、
さらに大きく見えます。

鳥越祭り夜祭りとも言われるように、都内では珍しく夜に宮入りがあります。
見物に行かれる際には、ぜひ、宮入りを見ていただきたいです。
私が好きな理由もこれ。
神輿の提灯には明かりが灯され、神輿の周りに百数十の高張提燈が掲げられますので、
暗闇に神輿の姿が浮かんでみえます。
それは、とても綺麗で、荘厳で、幻想的ですらあります。
私も幼い頃に宮入りを初めて見ましたが、
それからは、(地元が一番ではありますが)鳥越祭りが大好きになりました。


鳥越神社は、台東区鳥越(たいとうくとりごえ)にあります。
ずっと昔は白鳥といったそうです。
白雉2年(651)、景行天皇(けいこうてんのう)の皇子、
日本武尊(やまとたけるのみこと)が東征の際に此の里へ暫く御駐在され、
里の人々は皇子への御威徳を慕い、此の里の福徳円満・恒久平和を念願し、
白鳥明神(しらとりみょうじん)=白鳥神社として奉祀されたのが始まりといわれています。
前九年の役のおり、源頼義(みなもとのよりよし)・義家(よしいえ)親子が
武蔵の大川(隅田川)の河口を越えることに大変苦労していたところ、
一羽の白鳥が飛んできて、親子の目の前で川の浅瀬に立ち、
対岸に渡れる箇所を教えてくれました。
そのおかげで、軍勢を無事対岸に渡すことに成功した義家は、
「これは、白鳥明神の御加護である」と、白鳥明神に参拝し、
鳥越大明神の御社号を奉ったそうです。
それから、鳥越神社と呼ばれるようになり、
この地域も白鳥から鳥越と呼ばれるようになったそうです。


鳥越神社
東京都台東区鳥越2-4-1
03(3851)5033

参考:鳥越神社
タグ:夜祭り 鳥越

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根津権現祭(ねづごんげんまつり)

根津権現祭(ねづごんげんまつり)は根津神社(ねづじんじゃ)の伝統ある祭礼で、
毎年9月21日が例大祭です。
本祭りは隔年に行なわれます。

9月20日も露店は多く出ますが、この日は例祭式のみ。
21日には文京区指定無形文化財の社伝神楽「三座ノ舞」の公演が舞殿で行われます。

また神輿も21日だけ。
本祭りの際は、6代将軍徳川家宣(とくがわいえのぶ)公が奉納された、
台輪五尺三寸角の大神輿が山車に乗って氏子中を巡行します。
(3基のうち、1基が交代で渡御するようです。)


根津神社は、今から千九百年余の昔、
日本武尊(やまとたけるのみこと)が千駄木の地に創祀したと伝えられています。

江戸時代、5代将軍徳川綱吉(とくがわつなよし)公が、世継が定まった際に現在の社殿を奉建されたり、
明治維新には、明治天皇御東幸の際に勅使を遣わされ、国家安泰の御祈願を修められる等、
古くから神威のある神社です。

現在、社殿7棟が国の重要文化財に指定されています。
また、東京十社の一つに入っています。

根津権現祭は、江戸中期に、
一度だけ幕府公認で『天下祭』に指定されたことがあったそうで、
江戸3大祭りの一つとも言われていますが、
これだけの歴史と、将軍家のつながりを考えたら、天下祭と呼ばれて然るべきと思われますね。

根津神社の御祭神は、
・須佐之男命(すさのおのみこと)
・大山咋命(おおやまくいのみこと)
・誉田別命(ほむだわけのみこと)

相殿に
・大国主命(おおくにぬしのみこと)
・菅原道真公(すがわらのみちざねこう)
を祀っています。

私は高校が根津神社の近くでしたし、友人も神社の斜向かいに住んでいましたので、
つつじ祭や、お祭りでない時にはよく出かけたことがありますが、
残念なことに根津権現祭は、まだ見たことがありません。。。


根津神社
〒113-0031東京都文京区根津1-28-9
tel 03-3822-0753

参考:根津神社
タグ:根津権現祭

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高尾山大火渡り祭(たかおさんだいひわたりさい)

高尾山大火渡り祭は、八王子市にある高尾山薬王院有喜寺(たかおさんやくおういんゆうきじ)=薬王院のお祭りです。

高尾山大火渡り祭は、高尾山恒例行事として永く伝承され、毎年3月第2日曜に行われます。
高尾山大火渡り祭は、高尾山本尊、飯縄大権現の衆生救済の御誓願に基づき、
真言密教加持の極致である御護摩(おごま)=浄火により災厄を払う火の行を修行することで、
世界平和、息災延命、災厄消除、交通安全、身上安全等を祈念するものです。
御護摩を修行する行者は、心身修練の功を積んだ高尾山の山伏ですが、
高尾山大火渡り祭当日、一般の参拝者もこの行事に参加でき、
参加するだけでご利益があるそうです。
また、大火渡り護摩の浄火を渡ることで、
更にその身の災厄を払う功徳もあると言われています。

高尾山は明治の森高尾国定公園に指定され、
日本百景や2007年ミシュランガイドで三つ星観光地にも選ばれています。
年間の登山者数は250万人を超え、世界一の登山者数を誇っています。

その高尾山の中腹から頂上よりの辺りに、高尾山薬王院有喜寺があります。

薬王院は、天平16年(744)聖武天皇(しょうむてんのう)の勅令により、
東国鎮守の祈願寺として行基菩薩(ぎょうきぼさつ)によって開かれ、
以来修験道の根本道場として現在まで続いています。
薬王院という名は、創建当初に薬師如来をご本尊とした事に由来します。
現在は「成田山新勝寺」「川崎大師平間寺」と並ぶ、
真言宗智山派の大本山として知られています。
現在のご本尊である飯縄大権現(いいづなだいごんげん)は、
南北朝時代の永和年間(1375)に、京都醍醐山より俊源大徳(しゅんげんだいとこ)が入山し、
八千枚の護摩供養秘法の後、奉祀しました。
また、高尾山といえば天狗が有名ですが、
天狗は飯縄大権現様の眷属(けんぞく)、随身として、
除災開運、災厄消除、招福万来など、衆生救済の利益を施す力を持つとされています。


高尾山は古来、修験道のお山といわれています。
現在も、蛇瀧(じゃたき)と琵琶瀧(びわたき)の二瀧を水行道場として一般信徒に開放しています。


高尾山薬王院有喜寺
東京都八王子市高尾町2177
0426-61-1115


参考:高尾山薬王院

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